【移植した過去記事】Windows7(64bit版)のKinectインストール方法(OpenNI)
Kinectを64bit版のWindows7で使おうとしたら、 とてもインストールが面倒だったので、手順を残しておこうと思う。
このインストールは以下のソフトを使った。
※インストールにはすべて32bit版を使った。
バージョン ソフト名 備考
1.1.0.41 OpenNI(unstabled)
5.0.1.32 SensorKinect(openNIのバージョンは39以上が必要)
1.3.1 NITE(stable)
なお、インストールしたOSはWindows 7 Professional(SP1)。
※順番を守らないと、インストールをやり直すことになるっぽい。
1.OpenNIのインストール ライブラリであるOpenNIを以下の公式サイトからダウンロードして、デフォルトのままインストールする。
http://www.openni.org/downloadfiles/2-openni-binaries
なるべくならstableをインストールしたい。
2.SensorKinectのインストール ドライバ類であるSensorKinectを以下のサイトからダウンロードしてデフォルトのままインストールする。 ダウンロードするには緑のDownLoadsボタンを押す。 インストーラはBinの中にある。 https://github.com/avin2/SensorKinect
3.Kinectの接続 Kinectのコンセントを刺した上で、パソコンのPCUSB端子に接続する。 ドライバは、SensorKinectのインストーラの展開したディレクトリ内にあるディレクトリDriverを手動で指定すればいい。 USBだし、バスパワーでいいやとか思ってると、正しく認識されない。
4.NITEのインストール ミドルウェアであるNITEを以下のサイトからダウンロードしてデフォルトのままインストールする。
http://www.openni.org/downloadfiles/12-openni-compliant-middleware-binaries
なお、ライセンスキーは、同サイトの中段のuse for free:~と書いてある部分にある。 5.サンプルの起動 C:\Program Files (x86)\OpenNI\Samples\Bin\Release\NiUserTracker.exeを起動する。 しばらくコロンビアみたいな格好をすると、骨格をトレースしてくれる。 ライセンスキーの設定はたぶんデフォルトでやってくれる。 ダメだったら、licenses.xmlの
<Licenses> <License vendor="PrimeSense" key="[キー]"> </Licenses>
※[キー]はuse for free:の所のキー と書き換える。
エラー対策:
・XnDDK.dllからプロシージャ~が見つからない こういう表示がされた場合、ドライバが古い、あるいはライブラリが新しすぎる場合がある。 OpenNIのバージョンとsensorKinectのバージョンを調整する。 おそらく、ライブラリに関数が作られていないか、削除されたために発生するランタイムエラー。
・バージョンを調整してもプロシージャが見つからない。 なんどもインストールを繰り返すと、ドライバが古くなったままの場合がある。 デバイスマネージャ->ドライバーソフトウェアの更新->手動 で手動でバージョンを設定する。
・なんかパスが通ってない。 システム変数(環境変数)のOPEN_NI_BINを C:\Program Files (x86)\OpenNI\binから、 C:\Program Files (x86)\OpenNI\Binに変更。 Pathも同様。(多分大丈夫だとは思うけど)
この記事は以下のサイトを参考にさせていただきました。
ハック入門 - その2 kinectドライバのインストール編(OpenNI)
[kinect]kinectハック windows7 64bit it works!